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2017年7月15日 (土)

百朝集漫遊 69 「窮民」

淵源無所養  淵源養うところなく
枯渇精与神  精と神とを枯渇す
何必餓道路  何ぞ必ずしも道路に餓えて
然後曰窮民  然る後 窮民と言わん
(石田東陵)
石田東陵(いしだ・とうりょう 1865〜1934)は、明治、大正、昭和の漢学者。仙台出身。
人情和睦して、国はじめて治まる・・・ てなこともおっしゃってます。
https://www.youtube.com/watch?v=yRIsUu7ljqU
上記の詩は、
人間の人間たる淵源を涵養しないヤツが多い。ホームレスだけが窮民では無いのだ・・・
と言うような意味。
安岡先生のコメント。
大正の奇骨ある学者であり、詩人であった石田東陵の作である。
毎日、無数の人間が忙しく立ち働いておるが、人間の真の淵源を何ら養うこと無く、精神の枯渇した窮民、心窮者の群がなんと多いことだろう。

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